カタカナ英語

リソース(resource)の意味・発音、カタカナ英語としての使われ方

リソース(resource)の意味、カタカナ英語としての使われ方

「リソース」とは?カタカナ英語としての使われ方を解説

カタカナ英語の「リソース」は、主にビジネス用語として「(会社の)資源」という意味で使われることが多い。「ヒト・モノ・カネ・情報」といった会社の持つ資源を指して「リソース」と呼ぶ。
例:「ヒューマンリソースが足りない(人手が足りない)」など

そのほか、コンピュータ分野において、ソフトウェアやハードウェアを動作させるためのメモリ容量やCPUの処理速度など、情報処理を行うために必要な能力を指して「リソース」と呼んだりする。
例:「システムリソース不足で動作が不安定になっている」など

ちなみに、ウェブサイトの位置や情報を示す「URL」は、「Uniform Resource Locator(ユニフォーム・リソース・ロケータ)」の略。ここでいう「リソース」はインターネット上にある文章や画像などの「資源」を指す。

英単語のresourceの意味

英表記 resource
発音 ríːsɔːrs / rizɔ́ːrs
リーソース / リース
意味 名詞[通例〜s]
① [土地、石油、石炭などの]資源
natural resources(天然資源)
renewable resources(再生可能資源)
② [会社などの組織が持つ]資源、財源、資産
human resources(人的資源、人材)
financial resources(金融資産、財源)
③ [いざというときの]手段、方策、頼みの人(物・手段)
as a last resource(最後の手段として)
be at the end of one's resources(万策尽きる)
④ 才覚、才気、機転、機知、臨機応変の才、[困難を克服する]資質、[問題を解決する]能力
inner resources(内面的資質)
a person of resource(機転に富んだ人)
⑤ 教材、資料
a learning resource center(学習資料センター)
動詞[通例be〜d(受身)]
① 〜に資金(資材)を供給する
be adequately resourced(十分な資金を与えられている)
複数形 resources
発音
ríːsɔːrsiz / rizɔ́ːrsiz
リーソーシズ / リーシズ
形容詞 resourceful
意味[困難な状況において]問題解決能力のある、臨機の才のある、機知に富んだ、機転のきく
形容詞 resourcefully
意味 機転をきかせて、臨機応変に
名詞 resourcefulness
意味 機転、臨機応変

機知(きち)
その場に応じてとっさに働く知恵

参考辞書:
  • スーパー・アンカー英和辞典 第5版 学研
  • エースクラウン英和辞典 第3版
  • ジーニアス英和辞典 第6版
  • ウィズダム英和・和英辞典 2
  • オーレックス英和辞典 第2版新装版
  • 現代国語例解辞典 第五版
  • 新明解国語辞典 第七版
  • 三省堂国語辞典 第七版
  • 広辞苑 第七版
  • 旺文社 標準国語辞典 第八版
発音について:
  • カタカナ表記はエースクラウン英和辞典 第3版を参考
  • 発音の音声は音読さんで作成
ABOUT ME
稲垣 健太(ケンタトニック)
■経歴
平成8年にボーイスカウトの活動でハワイに2週間滞在し、現地でのキャンプとホームステイを経験
平成17年に関西外国語大学外国語学部英米語学科を卒業、学士号(英語学)を取得
平成18年にHMVジャパン株式会社に契約社員として入社、洋楽ロックやジャズなどの販売を担当
平成22年に同社を退社
平成23年にフリーランスのWebライターとして開業し、在宅ワークでWebライティング業務を請け負う
現在はWebディレクターとして企業のオウンドメディアの運営を請け負い、日本語記事の執筆・編集のほか、英語記事の編集も行う
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