「クロストーク」とは?カタカナ英語としての使われ方を解説
カタカナ英語の「クロストーク」は、「漏話(ろうわ)」という意味の言葉。漏話は、ある回線を伝わる信号が他の回線に漏れること。「混線」や「混信」ともいう。信号やノイズが意図せずに他の回線に伝わってしまう現象で、電話の最中に近くの回線の通話が漏れ聞こえる状況をクロストークと呼ぶ。
そのほかにも、「雑談」という意味でも使われる。たとえば、ビジネスの会議において本題とは関係のない雑談をクロストークと呼んだりする。
これは本来の英語にはない意味であるが、日本のテレビ番組において、異なるスタジオ同士をつないでそれぞれの番組の出演者が会話することをクロストークと呼んだりする。また、スタジオ内で複数人の出演者が同時に会話をしてしまい、話している内容が聴こえづらくなる状態をクロストークと呼ぶことがある。
英単語のcrosstalkの意味
英表記 | crosstalk |
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発音 | krɔ́ːstɔ̀ːk クローストーク |
意味 | 名詞 不可算名詞 ① [ラジオ・電話などの]混線、混信 |
② 当意即妙(※1)の応答、機知に富んだ会話 | |
③ [会議中などの]雑談、会話、おしゃべり |
※1:当意即妙(とういそくみょう)
その場の状況に合わせて、即座に機転をきかして対応すること
- スーパー・アンカー英和辞典 第5版 学研
- エースクラウン英和辞典 第3版
- ジーニアス英和辞典 第6版
- ウィズダム英和・和英辞典 2
- オーレックス英和辞典 第2版新装版
- 現代国語例解辞典 第五版
- 新明解国語辞典 第七版
- 三省堂国語辞典 第七版
- 広辞苑 第七版
- 旺文社 標準国語辞典 第八版
- カタカナ表記はエースクラウン英和辞典 第3版を参考
- 発音の音声は音読さんで作成